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良い戦略を立てるための3つのポイント

【良い戦略悪い戦略シリーズその2】

 

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前回は、良い戦略と悪い戦略を見分けるための注意点について整理しました。

 

今回の記事では良い戦略を立てるための3つのポイントについてまとめます。

 

本記事は以下の書籍の解説記事です。

 

 

 

 

良い戦略の3つのポイント

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良い戦略には、この3つの要素が含まれています。

 

裏を返せば、

 

戦略にはこの3つのポイントが含まれてないといけない!

 

ということです。

 

戦略といえば、目標数字とかそういうのが必要になるイメージがありますが、著者によればそうではないとのこと。

 

大事なのは重要な問題点を見極めて、その解決のために一貫した行動をとることだそうです。

 

そのために、診断・基本方針・行動の3つのポイントをしっかり整理して戦略を立案していくことが望ましいとされます。

 

診断

まず何より大事なのは、何が問題なのかをはっきりさせることです。

よっしゃ戦略立てるぞ!って言っていきなり、やることリストを書き出すような方法は最悪だとされています。

 

まずは、自分たちの勝利を阻害している最大の要因を分析することから始めないといけません。

 

IBM社の面白い例が出ていました。

 

ITの巨人であるIBMが、ハードウェア競争に負け始めていたころの話です。

 

当時、勝つためには細分化して専門性を磨くことが勝利の方程式のように語られていました。

 

IBMもその流れにのるのか?と思いきや、自社の細分化は行わなかったそうです。

 

なんでもできる自社の組織構造自体は決して問題点ではなく、その組織の強味をハードウェアという領域で使い続けていることが問題点だと定義したんです。

 

そして、IBMはハードウェアの製造からソユーションの提供へと舵をきり、あらたな顧客価値の創造に成功します。

 

こんな感じで、問題の定義の仕方ひとつで、戦略というのは大きく方向性が変わってしまうんですね。

 

それくらい、診断のステップは重要な要素になります。

 

基本方針

診断によって問題点を定義したら、次は基本方針を立てます。

 

どのように、その問題点を解決するのか、という方針ですね。

 

先の例ではIBMはソリューション提供に切り替えることで自社の問題点の解決に動きました。

 

面白いのは、選んだ基本方針がベストかどうか確かめる方法はないということです。

 

それよりも大事なのが、基本方針を定めることで一貫した行動がとれるようになるという点です。

 

限られた自社のリソースを一貫した行動に投入し続けることで、競争優位性が生れていくんですね。

 

勝つために全部やるぞ!という方針をとってしまうと、リソースが分散して強味が形成されずに終わってしまうので注意です。

 

行動

基本方針が定まったら、あとは行動です。

方針を定めても、行動に移さなければ意味がありません。

 

戦略の中に行動は含まれているんです。

 

目の前の大きな問題を解決するためには、苦渋の選択を迫られることもあります。

 

そのとき、多くの組織ではなんとか失わずに得ようとしてしまうようですが、これでは戦略を実行することができません。

 

そうすると、自社の強味の形成が阻害され競争優位性を失っていくのも時間の問題です。

 

診断に基づいて、基本方針を定めたなら、あとは一貫した行動をとり続けることが出来るかどうか。

 

ここまでできて、良い戦略だと言えるんですね。

 

 

 

以上

『良い戦略 悪い戦略』で説明されている"良い戦略の立て方"について解説してきました。

 

すべてのステップを綺麗に実行できなかったとしても、一貫性を持った行動で強味を形成するということを意識するだけで、効果的な戦略立案を行えそうですね。